僕が参加した新薬モニターで投与される薬は糖尿病患者に使用されるもので、3泊4日の中でたった一度だけ2錠の錠剤を飲みました。
薬を飲む日はいつもより早めに起こされて、体温、血圧、心電図、尿検査、血液検査をしたのち医師の目の前で飲みました。
その日一日は30分おきにあらかじめ血管に通されたチューブの先に採血用の容器を取り付け、一回につき2mlの血液を抜きました。注射が嫌いな僕は左手に刺さったままのチューブが気になっていました。
思った以上に他の参加者は静かに過ごしていました。9割の人は実施機関に置いてある漫画をひたすら読んでひまをつぶして、残りの1割の人はテレビを見ていました。
あまりにひまだったので天井を見ているといつの間にか寝てしまってて、消灯時間の11時には目がパッチリ開きなかなか眠ることができませんでした。
印象に残っていることは食事がとてもおいしかったことです。 普通の病院の質素な食事とは違い、ほか弁や割烹屋の弁当、散らし寿司など大変満足できるものでした。
唯一の苦労は喫煙家の僕にとっての50時間以上の禁煙でした。退院日に病院を出て真っ先にタバコを吸うとぶっ倒れそうになりました。
4ヶ月間は日本全国の新薬モニターに参加できないそうです。氏名と生年月日だけは全ての実施機関に情報が届くと聞きました。
僕は、これだけで生活できるのでは?という気分になりましたが、いまちゃんとしたバイトを探しています。 |
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